お金に対する考え方
別に下世話な事を知りたかったのではなく、リックが27歳でリタイアしてからどうやって生計を立ててきたのか、知りたくググって見つけた記事。2012年の記事です。20代前半の仕事で定期的に得られる印税などなどで十分にやっていけると見込んで、早期リタイアしたらしいです。まあ想像通りですが、ヒットメーカーってこうやって生きることもできるんだなあという見本のような人ですね。高橋ジョージみたいに「ロード」1曲のヒットで毎年相当の印税が入る人でも、泥沼の離婚劇の末なんだか可哀想なタレントになっちゃう人もいますけどね。
笑っちゃう日本語ですが、元の英語が結構まともなのでGoogle翻訳でも意味がつかめる日本語になると思います。
英語を読むのも、翻訳を見るのもいやだという方に端折って説明すると、だいたい下記のような感じ。
・リックの金銭感覚は起業家であった父や叔父たちから学んだもの。
・1987年には億万長者になった。(22歳の時,多分)でも私はお金に振り回されることはなかった
・年齢なりにお金に慎重なのかの質問に対し、ずっと常に慎重であったし、それは父や叔父からの影響でもある。お金に対する恐怖心のせいかもしれない。うまい話にはのらないほう。
・20代前半に富を得ることができた自分はラッキーだ。子供との時間を持つことができ、また音楽への愛を再確認できた。
・お金で失敗したことはある。もっとも重要なのは利益を追うことではなく、あなたのチーム(周りの人?)があなたを後押ししてくれていることを理解し、仲間を信頼すること。そして、あなたの心の中に利益を得ることが大切なのだ。
・現金かカード派かと聞かれ、現金派と回答。担当してくれた人がチップを受け取るほうが良いサービスが得られるのではとは思う。ストックホルムに行った時、一緒にいたグループの人に両替しなきゃ(チップを払うため←多分)と言ったらイギリスほど現金を使わないので気にするなと言われた(想像で書いていますが、スウェーデンはカードの支払いがめっちゃ進んでいる国だからそういうことかと思います)
・株の投資はやるが、熟練の投資家がするような取引はしていない。自分のよく知っているブランドに投資する傾向がある。投資というより勉強の一部と思ってやっている。
・今後5年におけるあなたの財政についての優先順位はと聞かれ、娘がコペンハーゲンの大学に進学し、妻もそこにオフィスを構えているので、2人のことを考えて、移住を検討し、二人のキャリアを応援しようと考えていると回答。億万長者なのにと思われるかもしれないが私はまだ内心北部の少年と思っていて、ゆえに縮小化を考えている。大きな家に住んでいるが2人で住むには大き過ぎるので、こんなにスペースは必要ないと思っています。
・私は20代前半で大半の人に比べてたくさんの富を得ましたが、私の達成し得たものは、自分の財産を浪費せずに、どの段階で自分の身を引き、自ら望む人生を歩むかを知ることができたということです。
なんて感じでしょうか・・・最後のほう翻訳気味になってしまいましたが。
大切なのは心の中の利益・・・のくだりを読んだら何か自分が下世話な気がしてきた。お金に関するインタビューなのに哲学的にさえ聞こえるような。こういう考えに至るっていうのは環境と経験と持って生まれた性格が合わさってこそなんだろうなと思います。周りにこんな考えの人はいないかもしれない。書き始めた時とあとでリックに対する印象が変わってしまいました。